近いうちに、3日間のインターネット断食をしようと思っています。大原則として、iphoneに触らない。

やろうと思ったきっかけ。
無意識に、InstagramやTwitterをひらいて「いいね!」を確認している時間が気持ちわるい。自分をリセットしたい。ドーパミン中毒から抜け出したい。きれいな余白をつくりたい。

スマホでのドーパミン分泌、のことは、アンデシュ・ハンセン著「スマホ脳」という書籍で知りました。

2年前から離島で暮らしているのですが、島暮らしといえどもインターネットがあると、さほど不便はないのですよね。Amazonで買い物をすると翌日には届くし、SNSで離れた人ともコミュニケーションができる。ほんとうは、本土からフェリーで3時間かかる大自然に囲まれた島なんです。でも、それなりに情報に囲まれているし、思考過多になる時もある。

ふと、そんな暮らしからいったん離れてみたくなった。

私の場合、島暮らしを始めた理由はたくさんあるのですが、単純に「島暮らしを体験してみたかった」というのが大きくて。

未知の世界に飛び込んでみた時、自分がどんな風に感じて、どんな行動をするのか、どんな風に馴染んでいくのか(もしくは馴染めないのか)、そういった過程に興味がありました。かつて、初めてのひとり旅をした時や、リゾートバイトをした時も同じ動機だったのだと思います。まだしたことないけど、バックパッカーやインドの旅、秘境での暮らしに憧れるのも一緒。

もしも今インターネットがなかったら、そりゃあ、都会とは全然違う暮らしになると思います。買い物だって、かなりインターネットに頼っています。最近買ったもの、パチュリの精油、古本、プレゼント用のチョコレート、新しい枕、白いシャツ、黒豆茶・・・なんなら、気に入ってるローションティッシュとか、目薬などの日用品まですべてインターネットで買っています。(ちなみに島には1軒のスーパーマーケットと、いくつかの商店があります。)

コミュニケーションだって、そう。
毎日、遠く離れた人たちの様子をSNSで見ている。たまには、SkypeやZoomで話もする。近くの人には言いづらいこともあるよね。

インターネットがなくなったら、私はどうなるんだろう?ちょっとわくわくしました。なんだか、今より、心が平和になる予感がしました。唯一、淋しいなあと思ったのは、趣味でやってる音声配信アプリ stand.fmでつながっている友達の声が聴けなくなること。

でも、考えてみた。
インターネットがなくなったら、私は文通をすると思う。
今、自分のつくった みずうみ という場所でオンライン対話(人生相談)をしていますが、これも文通なら継続していけそう。ホームページは残しておいて、そこに私の住所を書いて、申し込みも手紙で送ってもらう。

うん。できそう。
でも、島だけで完結できる仕事も作っていかないと生活できないよね。
本当は、オンラインだけで生計をたてていこうとしている最中だったけど。
Skypeで離れた友人とそんな話をしていたのですが、「まずは3日だけでもやってみたら?」とのアイディアをもらい、お試しでやってみようと考え中。ちゃんと計画して、代わりの楽しみを用意しなくちゃ、と思っています。図書館で読みたい本をたくさん借りたり、ふだんは作らない手の込んだ料理をつくってみたり、誰かに手紙を書いてみたり。

できれば、離れたところにいる誰かと同じチャレンジをして、その日のことを手紙にしたため合ったりしたら、モチベーションが保てそう。どなたか、一緒にやってみたい方、いらっしゃいましたらご連絡ください。もちろん、見知らぬあなたでも歓迎です。

れんらくさき:info@mizuumi1980.com (山中じゅん子)

ちなみに例外として、仕事のメール確認だけはOKにしようと思っています。そんな風に、自分オリジナルの例外を作るのはOK。

◆わたしの iphone APP 使用状況 2021年9月28日(火)
1. Skype 57分
2. stand.fm 42分
3. Spotify 33分
4. Safari 32分
5. Canva 22分
6. note 17分
7. Twitter 14分
8. Instagram 12分
9. メール 12分
10. LINE 9分
11.ココナラ 4分

*スクリーンタイム 5時間9分 SNS 1時間35分 持ち上げ回数 53回 通知21回(←この、”通知”でドーパミン出てますね。)

島暮らしをはじめた時のように、まだ見ぬ自分に出会いたいと思っています。
ほんとは3日だけじゃ足りないだろうけど・・。

◆1980年代生まれのためのオンライン対話 みずうみ